印刷会社の工場管理は、その特殊性から難しいといわれ、他産業と比べても遅れている。したがって新しい技術を応用した、近代的な工場管理方式の構築が必要になっている。
しかし、このような印刷業界での工場に関する資料は少なく、また体系化されたものは皆無といってよい状態である。
このような背景から、今後取るべき印刷会社の工場管理方式をまとめた。
■目次
- はじめに
- 1 印刷工場の管理はなぜ難しい?
- 2 拡印刷−印刷技術が創る新しい分野
- 3 生産管理−生産のトータルコーディネータの役割
- 4 品質管理−クレームの発生をどこまで減らせるか
- 5 外注管理−製品の責任は委託元にある
- 6 労務管理−働きやすい環境をつくるには
- 7 資材管理−品質を左右する案外重要な管理
- 8 設備の保守管理−重要なのにおろそかにされている管理項目
- 9 能率管理−時間当たり生産量を増やすために (PDF)
- 10 安全衛生管理−基本は人間性の尊重
- 11 収益管理−全社員が利益の確保をめざすことが大切
- 12 急激な変化の時代にあって
- 参考文献
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