正体と変形を同一級数で網羅、ツメ打ちの指定もしやすいフィルム製の写植 級数表。
級（Q）以外に、ポイント表示も付いています。
また、正体に加えて変形（タテ組み長体・ヨコ組み平体）も対応しています。
写植割付スケールSタイプは、3枚セットで、本文用として小さな級数を収録 したもの、見出し用として大きな級数を収録したもの、そして歯送り用に分かれています。
写植割付スケールワイドタイプは、56級〜200級までの大級数専用で１枚となっています。
単位について
写植割り付けスケールには、級（Q、H）、ポイント（P）、号を収録しております。
級（Q）は写植の文字サイズの単位で、1級=0.25mmです。
行間（行送り）の単位は、歯（H）として、1歯=0.25mmで級と同じです。
「ポイント」には規格が数種あり、アメリカ式（Anglo-American Point System）は、1ポイント=0.3514mmで、JIS（JIS Z 8305）と同じです。QuarkXPressやAdobeソフトは、デフォルトでは1ポイント＝1/72インチのPostScript Pointを採用しており、約0.3528mm。
ヨーロッパで使用されている1ポイント=0.3759mmのディドー式（Didot Point System）などがある。
写植スケールに表記されているポイント数は級（Q）数から換算した、近いポイント数になります。
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